「ネトゲ廃人」という言葉まで生まれた、ネットゲームへの過度な依存。2018年、世界保健機関(WHO)によって病気として初めて定義される。ネットゲーム先進国である韓国では、国を挙げた様々な対策が取られている。
ソウルから南に約180キロ。全羅北道茂朱郡の山あいに、ネット依存の青少年のための治療施設「国立青少年インターネット・ドリーム村」がある。ネット依存の傾向が出た中学1年~高校3年生を対象に、政府が治療合宿を実施する。
この施設は14年8月に設立され、16年には計420人が参加した。基本は2~3週間で、17年は14回実施した。計46人の収容に向け増築中だ。合宿の費用はすべて国家予算で、参加者の負担は食費など最大15万ウォン(1万5千円)程度だ。

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